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増刊号 内科エマージェンシーと救急手技 疾患からみた内科エマージェンシー 急性中毒
102.食中毒
著者: 荒川正一12
所属機関: 1東海大学医学部 2村上病院
ページ範囲:P.2005 - P.2007
文献購入ページに移動食中毒とは,細菌や毒素に汚染された飲食物を摂取することで発生した中毒のことである.
必要条件
1)食中毒の原因となる飲食物を摂ったことが確認できる.
2)複数以上の患者が存在する.
特徴
1)細菌による食中毒が多い.
2)季節は夏が多い.
3)対症療法のみにて治癒する.
4)腹痛,下痢,嘔気・嘔吐の消化器症状が主体である.
5)重症度の判定は循環動態による.
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