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今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択 臨床的活動性の評価と予後に影響する因子
強皮症
著者: 熊谷安夫1 橋本博史2
所属機関: 1東京都立墨東病院・内科 2順天堂大学医学部・内科
ページ範囲:P.2232 - P.2234
文献購入ページに移動またPSSでは,疾患概念上また診断上,皮膚硬化が重視される.とくに皮膚硬化の範囲による分類と各種内臓病変との関連が指摘されており(表),皮膚硬化の範囲と予後との相関があるという報告が多い.原則的には重症合併症が多いびまん型PSSのほうが,限局型PSS(従来の肢端硬化症,CREST症候群)より予後が悪いといわれる.
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