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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻12号

1990年11月発行

今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択

治療方針の決定とフォローアップ

慢性関節リウマチ

著者: 宮城憲一1 東威1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学・第1内科

ページ範囲:P.2250 - P.2251

文献概要

 慢性関節リウマチ(RAと略)の病像は患者ごとに異なり,多彩であるから,各患者に合った治療法が選択されねばならない.この際,患者のquality of life(QOLと略)の改善を考えた治療が必要であり,病期に適した非ステロイド性抗炎症薬non steroidal anti-inflammatory drugs(NSAIDsと略)や疾患修飾薬disease modifying rheumatic drugs(DMARDsと略)の選択が重要である.DMARDsには免疫調節薬と免疫抑制薬があり,RAの進行を阻止する作用があり,早期からの適切な治療により,RAの転帰は著しく改善されるものと期待される.
 表はRAの段階的治療法を示したものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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