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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻12号

1990年11月発行

文献概要

今月の主題 膠原病—活動性の評価と治療の選択 診療上の特別な問題

慢性関節リウマチの物理療法の適応と禁忌

著者: 荻田忠厚1 冨山哲1 岡崎健1

所属機関: 1七沢リハビリテーション病院・内科

ページ範囲:P.2272 - P.2273

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 慢性関節リウマチ(RAと略)は慢性かつ進行性の疾患であり,その治療目的は炎症を抑え,痙痛を取り除き,関節・筋肉の機能を保持しながら変形を予防,あるいは最小限にすることである.基本的には薬物療法によるが,寛解,増悪を繰り返し,経過とともに四肢の変形が進行し,日常生活動作(ADL)にも支障をきたす症例がきわめて多い.したがって,四肢変形の防止,ADLの維持・向上を目的とするリハビリテーション療法を積極的に取り入れ,患者の生活の質(QOL)の向上を図ることも重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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