文献詳細
今月の主題 STROKE—脳卒中診療のポイント
脳卒中の治療
文献概要
●急性期からのリハビリの重要性
急性期には救命救急処置,脳障害の進展防止,全身管理が優先され,その一環として安静が指示される.しかし過度の安静は精神・身体両面に悪影響を及ぼし,本来の障害に加えて廃用症候群と呼ばれる各種の合併症を生ずる.廃用症候群が一度起こるとその治療には多くの時間と労力を要し,その後のリハビリの大きな妨げとなるので,急性期からの予防が大切である.
急性期には救命救急処置,脳障害の進展防止,全身管理が優先され,その一環として安静が指示される.しかし過度の安静は精神・身体両面に悪影響を及ぼし,本来の障害に加えて廃用症候群と呼ばれる各種の合併症を生ずる.廃用症候群が一度起こるとその治療には多くの時間と労力を要し,その後のリハビリの大きな妨げとなるので,急性期からの予防が大切である.
掲載誌情報