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今月の主題 消化器診療のcontroversy 腸疾患
炎症性腸疾患の新しい治療薬は有用か?
著者: 日比紀文1 丹羽博美1 金井隆典1 岩男泰1 渡辺憲明1 土屋雅春1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部・消化器内科
ページ範囲:P.230 - P.232
文献購入ページに移動両疾患ともに,さまざまな全身性合併症や免疫学的異常も認められており,内科的治療は腸局所だけにとらわれず,全身的な異常を是正すべく心がけるべきである.サラゾピリンや副腎皮質ホルモンの投与は最近の日常診療においても一般的になってきているが,本稿では,それ以外の治療法とその有用性についてわれわれの経験も含めて述べる.
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