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今月の主題 消化器診療のcontroversy 腸疾患
炎症性腸疾患におけるsurveillance colonoscooyはどのように行うか?
著者: 鈴木公孝1 武藤徹一郎1 斉藤幸夫1 森岡恭彦1
所属機関: 1東京大学医学部第1外科
ページ範囲:P.234 - P.235
文献購入ページに移動UCにおける癌合併については,1925年CrohnとRosenbergによって始めて記述された.その後の研究で,罹患範囲,罹病期間の2つがrisk factorとされた.Dobbins1)の集計によれば,UC 6.190例中,癌合併例は226例(3.6%)であり,罹患範囲別では全大腸炎6.3%,左側大腸炎1.0%であったという。罹病期間では,10年以上経過した症例は,10年未満の症例より癌合併のリスクが高い.
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