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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻2号

1990年02月発行

文献概要

検査

検査データをどう読むか

著者: 菅野剛史1

所属機関: 1浜松医科大学・臨床検査医学

ページ範囲:P.328 - P.330

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 尿蛋白の定性は,かつてはスルフォサルチル酸で行われていた.今日ではこの方法は試験紙法に置き代わっている.尿蛋白定性試験といえばすべての尿蛋白が検出可能であると考えたいが,試験紙法に反応する尿蛋白はアルブミンに限られている.大部分の腎障害で観察される蛋白尿はアルブミン尿であるにしても,検査法の落とし穴の一つとして,稀ではあるが,これから示すような例があることも知っておく必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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