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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻3号

1990年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための免疫学 免疫機構の生物学

Bリンパ球

著者: 早川浩1

所属機関: 1東京大学医学部分院・小児科

ページ範囲:P.376 - P.378

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 Bリンパ球の主な機能は蛋白質や炭水化物の抗原に対して抗体を作ることである.抗体はIgM,IgD,IgG1,IgG2,IgG3,IgG4,IgA1,IgA2,IgEの9種の免疫グロブリンのいずれかに属し,おのおの異なった生物学的意義を持っているが,外界から侵入する微生物,毒素,その他の抗原物質に対抗して,人体をこれらから防御することが基本的に重要な意義である.
 本稿ではこのBリンパ球の成熟・分化とヒトにおける発達について簡単にまとめてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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