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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻3号

1990年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床医のための免疫学 移植免疫

MHCと移植—BMT(骨髄移植)を中心として

著者: 雨宮洋一1

所属機関: 1自治医科大学・輸血部

ページ範囲:P.430 - P.432

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 移植の成否を決定する抗原群をHA(組織適合性抗原)といい,その中で主要な役割を果たす抗原系がMHCで,1950年代にヒトMHCとしてHLAが発見された.1960年前後に不完全な方法で施行されたBMTの成績は悲惨なものではあったが,すでにMHC適合の重要性が示唆され,その後のイヌDLAを指標とした実験的BMTにより,MHCの適合度と生存率およびGVHD発症との相関性がより明確にされた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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