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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻3号

1990年03月発行

今月の主題 臨床医のための免疫学

免疫と臨床

気管支喘息

著者: 根本俊和1

所属機関: 1群馬大学医学部・第1内科

ページ範囲:P.460 - P.461

文献概要

 気管支喘息は免疫とかかわりの深い疾患であることに異論を唱えるものは少ない.しかしながら喘息発症はすべて免疫学的機序によるとの考えは正しくない.
 一般に,気管支喘息では気道過敏性の亢進が基盤に存在し,種々の刺激により気管支平滑筋の収縮や粘膜の浮腫,分泌亢進などの異常が起こる結果,気道が可逆的にではあるが,狭くなり,喘息発作が発症すると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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