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今月の主題 臨床医のための免疫学 免疫疾患の治療
γ-グロブリンの使用方法
著者: 柳忠道1
所属機関: 1長崎大学医学部・小児科
ページ範囲:P.494 - P.496
文献購入ページに移動 ヒト免疫グロブリンいわゆるγグロブリンはアメリカ局方でimmune serum globulin(ISG)と称され,製剤には95%のIgGと少量のIgA,IgMおよびその他の血清蛋白を含む.薬剤としては1950年先天性無γグロブリン血症に使用されたのが初めてで,以後40年を経過しようとする現在,初期の頃の筋注用だけでなく製法を異にする多くの静注用,およびいく種類かの特異的γグロブリン製剤が使用されるようになった.
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