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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻5号

1990年05月発行

文献概要

今月の主題 呼吸不全の臨床 呼吸不全治療の新しいアプローチ

難治性気管支喘息の携帯用インフュージョンポンプ療法

著者: 野口昌幸1

所属機関: 1虎の門病院・呼吸器科

ページ範囲:P.792 - P.793

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 難治性の気管支喘息に対する治療はテオフィリン製剤,副腎皮質ステロイド剤,β刺激剤,抗アレルギー剤などを用いさまざまな工夫がなされている.気管支喘息の主たる治療薬であるテオフィリンは通常上部消化管から吸収され,一般的にはほぼ100%が吸収されると考えられている1,2).今回,筆者らはテオフィリンの吸収障害が疑われた重症かつ難治性の気管支喘息患者に対して携帯用インフユージョンポンプを使用し,在宅でテオフィリンの持続注入療法を行った.その結果,良好なコントロールが得られ,quality of lifeの改善が認められた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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