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今月の主題 呼吸不全の臨床 呼吸不全治療の新しいアプローチ
睡眠時呼吸障害のnasal CPAP療法
著者: 成井浩司1
所属機関: 1虎の門病院・呼吸器科
ページ範囲:P.802 - P.804
文献購入ページに移動 睡眠時無呼吸症候群(以下,SAS)に対する治療は,種々試みられているものの,未だ確立されていないのが現状である.nasal CPAPは,1981年Sullivanら1)が,SASに対する治療法として報告して以来,その有用性が検討され,欧米では長期在宅使用例も報告されている2).本稿では,nasalCPAP療法の解説と,自験例を含めた実際について述べる.
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