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文献概要
今月の主題 呼吸不全の臨床 呼吸不全治療の新しいアプローチ
間質性肺炎のステロイドパルス療法
著者: 猪熊茂子1
所属機関: 1都立駒込病院・アレルギー膠原病科
ページ範囲:P.806 - P.807
文献購入ページに移動 ステロイドパルス療法は,Cathcartが1976年にループス腎炎に用いたのが最初とされ,従来の中等量もしくは比較的大量療法とは異なった,あるいはそれを越える効果を呈すると考えられてきている.
膠原病の予後を左右する因子としてしばらく前までは,SLE(全身性エリテマトーデス)におけるように腎病変や中枢神経障害が注目されていたが,最近では心肺病変が,その頻度の高さ,予後不良因子としての重要性ともに注目されるようになってきている.なかでも間質性肺炎は肺高血圧症とともに予後に関与する因子として重要である.
膠原病の予後を左右する因子としてしばらく前までは,SLE(全身性エリテマトーデス)におけるように腎病変や中枢神経障害が注目されていたが,最近では心肺病変が,その頻度の高さ,予後不良因子としての重要性ともに注目されるようになってきている.なかでも間質性肺炎は肺高血圧症とともに予後に関与する因子として重要である.
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