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今月の主題 呼吸不全の臨床 呼吸不全治療の新しいアプローチ
肺胞蛋白症の肺洗浄療法
著者: 青島正大1
所属機関: 1東京都多摩老人医療センター・呼吸器科
ページ範囲:P.808 - P.810
文献購入ページに移動 肺胞蛋白症(Pulmonary alveolar proteinosis:PAP)は1958年Rosen,Casleman,Liebowにより初めて報告された比較的稀な疾患であり,組織学的に肺胞腔内を充満するPAS陽性物質を特徴とする.その病因はサーファクタントの過剰産生や肺胞マクロファージの機能障害によるサーファクタントの処理機構の障害などが提唱されており,後者が有力とされているが未だ明らかではない.
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