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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻5号

1990年05月発行

文献概要

今月の主題 呼吸不全の臨床 人工呼吸管理

High frequency ventilation(HFV)の適応と限界

著者: 長尾光修1 平岡仁志1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院・呼吸器内科

ページ範囲:P.830 - P.831

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 通常の人工呼吸では,1回換気量は死腔換気量よりも大きくなければならないのが呼吸生理の常識である.しかし,高頻度人工呼吸では,ごくわずかな1回換気量でも,その呼吸回数を増加させることでガス交換が可能である事実を示した.高頻度人工呼吸法は約10年前に登場し,そのガス交換メカニズムについて多くの動物実験報告がなされた.しかし,その臨床応用はIRDS(新生児呼吸窮迫症)や特殊な救命例であり,本人工呼吸法の一面を表している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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