文献詳細
今月の主題 抗生物質の使い方
抗生物質の特徴と使い方
文献概要
イミペネム(IPM)がチエナム®として市販されてから3年を経過した.本剤はカルバペネム系抗生物質に属し,従来のペニシリンともセフェムとも異なった骨格構造であるが,βラクタム環を共通してもっている.
さらに,本剤は第3世代セフェムよりも広域の抗菌スペクトルを有することから,原因菌不明の重篤を思わせる不明の発熱を呈する患者に対して,第1に選択され,医師の安堵感を満足させるのに役立っている面もかなり大きいのが現状ではないかと思われる.
さらに,本剤は第3世代セフェムよりも広域の抗菌スペクトルを有することから,原因菌不明の重篤を思わせる不明の発熱を呈する患者に対して,第1に選択され,医師の安堵感を満足させるのに役立っている面もかなり大きいのが現状ではないかと思われる.
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