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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻7号

1990年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質の特徴と使い方

アミノ配糖体抗生物質の使い方

著者: 和田光一1 荒川正昭1

所属機関: 1新潟大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.1158 - P.1159

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 アミノ配糖体薬は,以前は緑膿菌を含むグラム陰性桿菌の感染症に多く使用されていたが,近年グラム陰性桿菌に対し,良好な抗菌力をもつβ-lactam系抗生剤が開発されたため,アミノ配糖体薬の使用頻度は減少している.しかし,新しく開発されたアミノ配糖体薬は,腎毒性などの副作用は比較的低く,さらにβ-lactam系抗生剤に耐性であるブドウ球菌,セラチア,緑膿菌,ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌に対し,良好な抗菌力をもつことも多い.本稿では,アミノ配糖体薬の使用方法,適応,副作用などにつき述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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