文献詳細
今月の主題 抗生物質の使い方
抗生物質の特徴と使い方
文献概要
合成抗菌剤のうちピリドンカルボン酸(図1)をもつものは,ナフチリジン系,シンノリン系,キノリン系(キノロン系)があるが,1984年以降のピリドンカルボン酸系抗菌剤は,ニューキノロンと総称されたので,ここでは広くピリドンカルボン酸系抗菌剤についてふれる.現在市販されているものはノルフロキサシン(バクシダール®),オフロキサシン(タリビッド®),エノキサシン(フルマーク®),シプロキサシン(シプロキサン®),これに加えて本年4月からトスフロキサシン(オゼックス®,トスキサシン®),ロメフロキサシン(バレオン®,ロメバクト®)が新たに加わった.
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