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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻7号

1990年07月発行

文献概要

今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質の特徴と使い方

抗真菌剤の使い方

著者: 渡辺一功1

所属機関: 1順天堂医療短期大学

ページ範囲:P.1164 - P.1165

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 細菌感染症に対しては華やかな化学療法時代を迎えているが,近年増加傾向が指摘されている真菌症,とくに深在性真菌症(内臓真菌症)に対する抗真菌剤の開発は著しく立ち遅れているといわざるをえないのが現状である.
 本邦では,1962年にamphotericin Bが市販されてから,次の抗真菌剤のflucytosineが1979年にでるまでに約17年の歳月を要し,1986年にmiconazole(静注剤)が,1989年にfluconazoleが市販され今日にいたっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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