文献詳細
文献概要
今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質の特徴と使い方
抗真菌剤の使い方
著者: 渡辺一功1
所属機関: 1順天堂医療短期大学
ページ範囲:P.1164 - P.1165
文献購入ページに移動 細菌感染症に対しては華やかな化学療法時代を迎えているが,近年増加傾向が指摘されている真菌症,とくに深在性真菌症(内臓真菌症)に対する抗真菌剤の開発は著しく立ち遅れているといわざるをえないのが現状である.
本邦では,1962年にamphotericin Bが市販されてから,次の抗真菌剤のflucytosineが1979年にでるまでに約17年の歳月を要し,1986年にmiconazole(静注剤)が,1989年にfluconazoleが市販され今日にいたっている.
本邦では,1962年にamphotericin Bが市販されてから,次の抗真菌剤のflucytosineが1979年にでるまでに約17年の歳月を要し,1986年にmiconazole(静注剤)が,1989年にfluconazoleが市販され今日にいたっている.
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