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文献概要
今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質投与の注意事項
抗生物質と腎機能
著者: 小西孝之助1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部・内科
ページ範囲:P.1199 - P.1204
文献購入ページに移動●腎機能障害と抗生物質体内動態
投与された抗生物質そのもの(parent compound)または活性を有する体内代謝産物(active metabolite),の40%以上が尿中に排泄される場合には,腎機能障害時にこれらの体内蓄積が生ずる可能性があり,薬剤投与スケジュール変更が必要となることが多い(例:aminoglycoside―parent compoundの蓄積が問題になる.Sulfonamide―metaboliteの蓄積が問題になる).
投与された抗生物質そのもの(parent compound)または活性を有する体内代謝産物(active metabolite),の40%以上が尿中に排泄される場合には,腎機能障害時にこれらの体内蓄積が生ずる可能性があり,薬剤投与スケジュール変更が必要となることが多い(例:aminoglycoside―parent compoundの蓄積が問題になる.Sulfonamide―metaboliteの蓄積が問題になる).
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