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文献概要
今月の主題 抗生物質の使い方 抗生物質投与の注意事項
抗生物質投与中の発熱
著者: 高野慎1
所属機関: 1東京電力病院・内科
ページ範囲:P.1216 - P.1217
文献購入ページに移動 抗生物質は感染症治療に最も有用な薬剤であり,発熱を認める多くの患者に投与される.発熱の原因が感染症であり,起因菌の感受性に正しく適合した抗生物質が投与されれば,その発熱は速やかに改善する.しかし抗生物質が投与されていても解熱のみられない症例や,一度解熱したあとで再び発熱する症例を経験することも多い.本稿では,抗生物質投与中にみられる発熱をどうとらえ,対処していくかについて論じる.
表に,抗生物質投与中にみられる発熱の原因を掲げた.抗生物質投与中に認められる発熱には,抗生物質投与そのものに関連して出現する発熱と,投与抗生物質に反応しないため認められる発熱とがある.
表に,抗生物質投与中にみられる発熱の原因を掲げた.抗生物質投与中に認められる発熱には,抗生物質投与そのものに関連して出現する発熱と,投与抗生物質に反応しないため認められる発熱とがある.
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