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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻8号

1990年08月発行

今月の主題 内科医のための小児診療のコツ

小児診療のコツ

処方と薬用量決定

著者: 藤田昌宏1

所属機関: 1関東逓信病院・小児科

ページ範囲:P.1302 - P.1303

文献概要

●処方および投薬計画
 小児の医療において薬物療法のもつ意味は複雑である.診断(または症候の組み合わせ)なる類型化に続いて,投薬という意志決定が行われるが,それは再び個々の患者へ個別化する過程であることをまず銘記する(図).
 処方するか否かの検討が重要で,投薬がもたらす目的効果と既知の有害効果(心理・経済・生態学的効果なども含む)を検討すべきである(cost-benefit).小児においては副作用のみならず,目的作用すら成人とは異なっている可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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