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今月の主題 内科医のための小児診療のコツ 主な症状・疾患の診療の要点
夜尿
著者: 三好邦雄1
所属機関: 1東京医科歯科大学・小児科
ページ範囲:P.1336 - P.1337
文献購入ページに移動 夜尿症は,ポピュラーな疾患である.下限の年齢は4〜5歳に置くことが多い.小学校低学年の年齢で,5%程度に夜尿があると考えられる.患児の約20%は,昼間遺尿を合併するか,あるいは昼間遺尿の既往がある.
夜尿の自然治癒率は高い.1年経過するうちに,15〜30%が治癒すると報告されている.しかし,成人にまで持ち越す例もあり,あるいは成人になってから発症する例も見られる.
夜尿の自然治癒率は高い.1年経過するうちに,15〜30%が治癒すると報告されている.しかし,成人にまで持ち越す例もあり,あるいは成人になってから発症する例も見られる.
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