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文献概要
今月の主題 内科医のための小児診療のコツ 主な症状・疾患の診療の要点
チアノーゼ
著者: 保崎純郎1
所属機関: 1東京医科歯科大学・小児科
ページ範囲:P.1348 - P.1349
文献購入ページに移動 チアノーゼは皮膚および粘膜がびまん性の青紫色の色調を呈することである.小児でチアノーゼがみられる代表的な疾患は先天性心疾患と呼吸器疾患で,稀は神経疾患でもみられる.
チアノーゼは毛細血管や細静脈の発達している口唇,頬,耳,鼻の先端,四肢の先端などで認めやすい.そして,血液中の還元ヘモグロビンが5.0g/dl以上場合にチアノーゼはみられるので,貧血を伴うとチノーゼはわかりにくくなる.
チアノーゼは毛細血管や細静脈の発達している口唇,頬,耳,鼻の先端,四肢の先端などで認めやすい.そして,血液中の還元ヘモグロビンが5.0g/dl以上場合にチアノーゼはみられるので,貧血を伴うとチノーゼはわかりにくくなる.
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