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今月の主題 内科医のための小児診療のコツ 主な症状・疾患の診療の要点
発疹・湿疹
著者: 向山徳子1
所属機関: 1同愛記念病院・小児科
ページ範囲:P.1376 - P.1377
文献購入ページに移動 小児の日常の診療で発疹症に遭遇することはきわめて多い.しかし,その正確な診断は困難なことが少なくない.発疹をきたす疾患は表のように数多く,ほとんどあらゆる疾患の経過中に発疹が生ずるということを念頭におかなければならない.
発疹症の多くは特別の処置を必要としないことが多いが,川崎病のように全身状態が問題になるものや,アトピー性皮膚炎,薬疹など,アレルギー性の発疹も多く,これらを総合的に診断する眼をもつ必要がある.
発疹症の多くは特別の処置を必要としないことが多いが,川崎病のように全身状態が問題になるものや,アトピー性皮膚炎,薬疹など,アレルギー性の発疹も多く,これらを総合的に診断する眼をもつ必要がある.
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