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今月の主題 内科医のための小児診療のコツ 主な症状・疾患の診療の要点
チック・心因反応
著者: 赤坂徹1
所属機関: 1埼玉医科大学・小児科学教室
ページ範囲:P.1378 - P.1381
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チック(ticまたはhabit spasms)とは,不随意的,突発的,急速・反復性,非律動的,常同的な運動または発声をいう1).
DSM-III-R精神障害の分類と診断の手引によると,その症状から運動性チックと音声チックに分け,経過から一過性,慢性に分類される(表1).また,汚言を伴う特異な不随意運動疾患はGuillesde la Touretteによってトレッテ症候群として1885年に発表された2).いずれも21歳以下の発症で,小児期に特有の疾患であると考えられる.
チック(ticまたはhabit spasms)とは,不随意的,突発的,急速・反復性,非律動的,常同的な運動または発声をいう1).
DSM-III-R精神障害の分類と診断の手引によると,その症状から運動性チックと音声チックに分け,経過から一過性,慢性に分類される(表1).また,汚言を伴う特異な不随意運動疾患はGuillesde la Touretteによってトレッテ症候群として1885年に発表された2).いずれも21歳以下の発症で,小児期に特有の疾患であると考えられる.
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