文献詳細
文献概要
今月の主題 ウイルス肝炎 Q & A
急性・慢性肝炎の患者を診てゆくとき,どの検査をどれぐらいの間隔で行うのが一般的ですか.
著者: 池上文詔1
所属機関: 1関東逓信病院・健康管理科
ページ範囲:P.1468 - P.1468
文献購入ページに移動慢性肝炎では1〜3カ月毎で十分でしょう.再燃,硬変化,発癌がポイントになりますので,GOT,GPT,ChE,アルブミン,蛋白分画,AFPは毎回採血すべきです.ICGは6〜12カ月,肝シンチグラムも年1回は施行すると良いでしょう.HBV,HCV陽性例は3〜6カ月毎に腹部超音波検査を行い,早期,小肝癌の発見に努めるべきでしょう.
掲載誌情報