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今月の主題 ウイルス肝炎1990 そこが知りたいウイルス肝炎最近の知見
肝炎ウイルスと肝細胞癌
著者: 金子周一1 足立浩司1 鵜浦雅志1 小林健一1
所属機関: 1金沢大学医学部・第1内科
ページ範囲:P.1510 - P.1511
文献購入ページに移動肝癌の発症に関与する因子としては,肝炎ウイルス,かび毒,喫煙などが重要視されているが,なかでもB型肝炎ウイルスと肝癌の密接な関係はは疫学1)だけでなく感染実験からも証明されている.また,C型肝炎ウイルスは1989年に報告された2)ばかりであるが,このウイルスが多くの肝癌症例に関与していることが明らかとなってきた.
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