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文献詳細

雑誌文献

medicina27巻9号

1990年09月発行

文献概要

カラーグラフ Oncology Round・12

病期の進行した低分化肺癌

著者: 新井栄一1 清水禎彦2 金子公一3 片山勲1

所属機関: 1埼玉医科大学・第1病理 2埼玉医科大学・第2病理 3埼玉医科大学・第1外科

ページ範囲:P.1583 - P.1587

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 近年肺癌の増加は著しく,男性においては肝癌をぬき胃癌に次ぐ第2位,女性においても子宮癌・乳癌および肝癌・結腸癌を抑えて,胃癌に次ぐ第2位となっている.いずれ胃癌をぬいて,肺癌が全癌の中で死亡率第1位になるものと予測される.このため,定期検診による肺癌の早期発見への努力は続けられているものの,その成果は必ずしも芳しいものではなく,初診時すでに手術不可能の症例も少なくない.今回は,そのような症例を提示し,肺癌診療上の問題点にふれていくこととする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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