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今月の主題 不整脈診療プラクティス 不整脈へのアプローチ
治療の要・不要の鑑別と緊急度の判定
著者: 比江嶋一昌1
所属機関: 1東京医科歯科大学・第1内科
ページ範囲:P.18 - P.21
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1)治療を要する不整脈は,致死的不整脈,血行障害をひき起こす不整脈,他の頻脈性不整脈の誘因になる期外収縮,器質的心疾患がなくても症状の強い不整脈などである.
2)心室性不整脈に対する薬物療法については,現在,まだわかっていないことが少なくない.1992年終了予定のCASTの成績によっては,これまでの薬物療法の概念が大きく変わるかもしれない.
3)治療の緊急度は,第1に患者の重症度によって判定される.現在無症状でも,将来重篤な不整脈ないし臨床状態の発生が予想される場合,治療を急ぐ必要がある.
1)治療を要する不整脈は,致死的不整脈,血行障害をひき起こす不整脈,他の頻脈性不整脈の誘因になる期外収縮,器質的心疾患がなくても症状の強い不整脈などである.
2)心室性不整脈に対する薬物療法については,現在,まだわかっていないことが少なくない.1992年終了予定のCASTの成績によっては,これまでの薬物療法の概念が大きく変わるかもしれない.
3)治療の緊急度は,第1に患者の重症度によって判定される.現在無症状でも,将来重篤な不整脈ないし臨床状態の発生が予想される場合,治療を急ぐ必要がある.
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