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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻1号

1991年01月発行

文献概要

今月の主題 不整脈診療プラクティス 診断についてのセミナー

不整脈の検査法—電気生理学的検査からわかること

著者: 笠貫宏1

所属機関: 1東京女子医科大学日本心臓血圧研究所・循環器内科

ページ範囲:P.54 - P.62

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●EPSとは
 臨床電気生理学的検査clinical electro-physiologic study(EPS)とは,心腔内電位記録と心臓ペーシングからなる.近年の臨床不整脈の診断,治療の進歩において果たした役割は非常に大きい.診断,重症度評価,機序分析のみならず,抗不整脈薬の薬効評価,ペースメーカー療法や手術療法の適応決定に非常に重要な検査となっている1〜9).さらに植え込み型除細動器やカテーテルアブレーションなど,新しい治療法には不可欠となっている.本稿では,EPSからわかることについて概説を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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