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文献概要
今月の主題 不整脈診療プラクティス 診断についてのセミナー
心疾患と不整脈
著者: 日吉康長1 桜田春水1
所属機関: 1東京都立広尾病院・循環器科
ページ範囲:P.64 - P.67
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1)急性心筋梗塞では,心室細動予防のため,全例に抗不整脈薬(リドカイン)を使用することが薦められる.
2)急性心筋梗塞に生じる徐脈性不整脈の性状や予後は梗塞部位により異なる.
3)基礎心疾患を有する例に生じる持続性心室頻拍にはプログラム刺激が,重症心室期外収縮にはホルター心電図が治療の選択や指標に有用である.
4)不整脈が心不全に伴う場合は,致死的不整脈でない限り,心不全の治療を優先する.
1)急性心筋梗塞では,心室細動予防のため,全例に抗不整脈薬(リドカイン)を使用することが薦められる.
2)急性心筋梗塞に生じる徐脈性不整脈の性状や予後は梗塞部位により異なる.
3)基礎心疾患を有する例に生じる持続性心室頻拍にはプログラム刺激が,重症心室期外収縮にはホルター心電図が治療の選択や指標に有用である.
4)不整脈が心不全に伴う場合は,致死的不整脈でない限り,心不全の治療を優先する.
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