文献詳細
文献概要
今月の主題 不整脈診療プラクティス 治療についてのセミナー
抗不整脈薬の効果判定
著者: 加藤貴雄1
所属機関: 1日本医科大学・第1内科
ページ範囲:P.92 - P.94
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1)抗不整脈薬を投与した目的は何であったか,その目的が達成されたかどうかを判定する.
2)不整脈が安定して出現していない例では,通常の心電図のみでは判定が難しいことが多いので,Holter心電図を用い判定するのがよい.
3)効果判定の基準とすべき項目
A.期外収縮の場合
a.期外収縮数の変動
b.重症度の変化(Lown分類)
c.自覚症状の変化
B.上室性頻脈性不整脈の場合
a.発作回数の変動
b.持続時間の変動
c.発作中の心拍数の変動
d.自覚症状の変化
4)副作用の有無,種類,程度,およびその経過を考慮する.
5)投与継続?投与中止?増量?減量?他の薬剤への変更?併用?を判断する.
1)抗不整脈薬を投与した目的は何であったか,その目的が達成されたかどうかを判定する.
2)不整脈が安定して出現していない例では,通常の心電図のみでは判定が難しいことが多いので,Holter心電図を用い判定するのがよい.
3)効果判定の基準とすべき項目
A.期外収縮の場合
a.期外収縮数の変動
b.重症度の変化(Lown分類)
c.自覚症状の変化
B.上室性頻脈性不整脈の場合
a.発作回数の変動
b.持続時間の変動
c.発作中の心拍数の変動
d.自覚症状の変化
4)副作用の有無,種類,程度,およびその経過を考慮する.
5)投与継続?投与中止?増量?減量?他の薬剤への変更?併用?を判断する.
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