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文献概要
今月の主題 不整脈診療プラクティス 不整脈治療の実際
心室性頻拍
著者: 橋本悦男1 大江透2
所属機関: 1東京大学医学部・第4内科 2国立循環器病センター・心臓内科
ページ範囲:P.122 - P.125
文献購入ページに移動1)心室頻拍は種々の疾患に基づいて,多様な形態で起こるため,頻拍発作のみにとらわれず,基礎疾患の病態も含めた治療が必要である.
2)基礎疾患,心室頻拍の出現様式で,有効薬剤が比較的限定されるので,それに従った選択をする.
3)抗不整脈薬を使用する場合には,その目的を明確にし,できるだけその有効性を客観的に評価する.
4)抗不整脈薬の陰性変力作用および催不整脈作用に十分注意する.
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