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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻1号

1991年01月発行

文献概要

今月の主題 不整脈診療プラクティス 不整脈治療の実際

心房細動・粗動—発作性

著者: 清水昭彦1 深谷真彦1

所属機関: 1長崎大学医学部・第3内科

ページ範囲:P.126 - P.127

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 発作性心房細動・粗動は,心室頻拍に比して危険性の少ない不整脈と一般的に考えられている.しかし,その頻度ははるかに多く,日常の診療にもよく認められる不整脈である.さらに,血栓塞栓症などの合併症を生じることがある点でも臨床的に重要な不整脈である.また,WPW症候群に伴う発作性心房細動・粗動のように,心室頻拍と同等に考えて緊急に停止させる必要がある場合もある.
 通常,発作性心房細動・粗動はくり返し起こるので,その予防も重要となる.また,心房細動・粗動時の心室の心拍数のコントロールのみで症状あるいは血圧低下の改善が得られる場合もある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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