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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻1号

1991年01月発行

文献概要

今月の主題 不整脈診療プラクティス トピックス

Torsade de pointes

著者: 沢登徹1

所属機関: 1東京医科歯科大学難治疾患研究所・循環器病部門

ページ範囲:P.162 - P.165

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ポイント
1)Torsade de pointes(TdP)の診断は心電図による.
2)心電図波形ではQTあるいはQU間隔が延びていることが多い.
3)原因は多数・多種類に及び,医原性の場合がしばしばある.
4)抗不整脈剤のうちⅡ群とⅣ群によるTdP出現の報告例はほとんどない.
5)発生機序としては異常自動能やリエントリーがあげられる.とくにtriggeredactivityの寄与が指摘される.
6)予防には電解質是正,QT間隔のモニターが重要である.
7)治療はTdP発生状態により異なる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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