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カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・23
CABG—内胸動脈使用例
著者: 堀江俊伸1
所属機関: 1東京女子医科大学・循環器内科
ページ範囲:P.186 - P.188
文献購入ページに移動●内胸動脈バイパスグラフトの狭窄例
症例 38歳,男
現病歴 労作性狭心症の診断により入院し,左冠動脈主幹部に90%狭窄を認めたため,左内胸動脈を使用し,前下行枝にバイパス手術を施行した.手術17日後に確認造影を施行し,内胸動脈に狭窄像は認められなかった(図1A).手術42日後に胸痛発作があり,43日目に造影を施行し,バイパス吻合部に99%狭窄を認めた(図1B).そこで50日目に大伏在静脈を使用し,再手術を施行し,その際,狭窄部の内胸動脈を摘出した(図2).
症例 38歳,男
現病歴 労作性狭心症の診断により入院し,左冠動脈主幹部に90%狭窄を認めたため,左内胸動脈を使用し,前下行枝にバイパス手術を施行した.手術17日後に確認造影を施行し,内胸動脈に狭窄像は認められなかった(図1A).手術42日後に胸痛発作があり,43日目に造影を施行し,バイパス吻合部に99%狭窄を認めた(図1B).そこで50日目に大伏在静脈を使用し,再手術を施行し,その際,狭窄部の内胸動脈を摘出した(図2).
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