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今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択 その他の感染症の治療
原因菌判明前の敗血症の治療
著者: 澤木政好1
所属機関: 1奈良県立医科大学・第2内科
ページ範囲:P.1776 - P.1777
文献購入ページに移動1)基礎疾患をもった患者の発熱には積極的に敗血症を疑い,血液培養を行う.
2)宿主の免疫能が悪いほど敗血症の原因菌は増加する.
3)広い抗菌域と強い抗菌力を有する薬剤を選択する.第3世代セフェムとイミペネム/シラスタチンが中心薬剤となる.
4)第3世代セフェムには抗緑膿菌作用を有するものと有しないものがある.
5)イミペネム/シラスタチンは最も広い抗菌域を有し,強い抗菌力を有している.
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