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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻10号

1991年10月発行

今月の主題 臓器感染症と抗生物質の選択

その他の感染症の治療

不明熱への対策

著者: 高野慎1

所属機関: 1東京電力病院・内科

ページ範囲:P.1780 - P.1781

文献概要

ポイント
1)不明熱の3/4は感染症,悪性腫瘍,全身性結合織疾患のいずれかである.
2)安易な解熱剤,抗菌剤の投与は控え,原因疾患の診断に全力をつくす.
3)敗血症など重症感染症が疑われる場合には抗菌剤の投与を行ってよいが,起因菌の検出のための検査は頻回に行う.
4)ステロイド剤適応疾患の確定診断がつかないうちは,ステロイド投与をするべきでない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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