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カラーグラフ 冠動脈造影所見と組織像の対比・32
Directional Coronary Atherectomy
著者: 堀江俊伸1
所属機関: 1東京女子医科大学・循環器内科
ページ範囲:P.1808 - P.1810
文献購入ページに移動●高度の偏心性狭窄に対してAtherectomyを施行した例
症例 60歳,男
現病歴 11月末より朝出勤途中15分歩行すると胸部圧迫感が出現し,ゆっくり歩き続けると5分間位で改善していた.12月初旬より胸部圧迫感の回数が増加したため,近くの病院を受診し,ニトログリセリン舌下錠を処方された.12月12日,就寝中に冷汗を伴う胸痛が出現したため,当院を受診し,入院した.
冠動脈造影では右冠動脈(Seg2)に99%狭窄を認めた(図1).高度の偏心性狭窄であるためAtherectomyを施行し,狭窄は99%から0%になった.冠動脈切除標本は13個であり,組織標本を作成した(図3).
症例 60歳,男
現病歴 11月末より朝出勤途中15分歩行すると胸部圧迫感が出現し,ゆっくり歩き続けると5分間位で改善していた.12月初旬より胸部圧迫感の回数が増加したため,近くの病院を受診し,ニトログリセリン舌下錠を処方された.12月12日,就寝中に冷汗を伴う胸痛が出現したため,当院を受診し,入院した.
冠動脈造影では右冠動脈(Seg2)に99%狭窄を認めた(図1).高度の偏心性狭窄であるためAtherectomyを施行し,狭窄は99%から0%になった.冠動脈切除標本は13個であり,組織標本を作成した(図3).
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