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増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 エコー法の基礎
リアルタイム超音波診断装置
著者: 入江喬介1
所属機関: 1アロカ株式会社・第一技術部
ページ範囲:P.26 - P.31
文献購入ページに移動 リアルタイム超音波診断装置は,電子走査方式の考案により急速な進歩を遂げてきた.
超音波診断装置の普及の原動力となったリニア電子走査式超音波診断装置は1970年に開発され,腹部,産婦人科領域で広く使われるようになった.この電子走査(電子スキャン)方式の開発により,図1のような探触子を体に当てるだけでBモード像(断層像)を得ることができるようになった.しかも心臓や血管などの動きをリアルタイムで観察できるようになったわけである.
超音波診断装置の普及の原動力となったリニア電子走査式超音波診断装置は1970年に開発され,腹部,産婦人科領域で広く使われるようになった.この電子走査(電子スキャン)方式の開発により,図1のような探触子を体に当てるだけでBモード像(断層像)を得ることができるようになった.しかも心臓や血管などの動きをリアルタイムで観察できるようになったわけである.
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