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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 心エコー法 撮り方と読み方の基本

経食道心エコー法

著者: 大木崇1 井内新1 福田信夫1

所属機関: 1徳島大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.94 - P.102

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 本来,心エコー法は非観血的検査法であることを特徴とするため,各種循環器疾患の診断に際しては経胸壁アプローチを用いることが原則である.
 しかしながら,日常臨床上,経胸壁アプローチによる記録のみでは得られる情報に制限のある症例に遭遇し,たとえば肥満,慢性肺疾患,小心臓,胸郭変形,人工弁患者などはその典型例である.この原因としては,超音波の透過あるいは反射に障害をきたすこと,あるいは超音波ビームの入射範囲(acoustic window)に制限を余儀なくされることが考えられ,結果として対象となる心臓内の観察視野が狭くなる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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