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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床

心エコー法 疾患と心エコー図異常

川崎病

著者: 杉村徹1 佐藤登1 井上治1 加藤裕久1

所属機関: 1久留米大学医学部・小児科

ページ範囲:P.216 - P.222

文献概要

 川崎病は全身の中小動脈における系統的血管炎であり,10〜20%に冠状動脈瘤がみられ,冠状動脈病変が患児の予後を大きく左右するため,その確認および経過を追うことは重要である.1976年,Weymanら1)により左冠状動脈が断層心エコー図により描出可能であることが報告されて以来,川崎病に関して,断層心エコーは経過観察するうえで有用であり,現在不可欠の検査法となっている.ここでは川崎病における心エコーについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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