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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 心エコー法 疾患と心エコー図異常

肺高血圧,肺性心

著者: 岡本光師1

所属機関: 1広島県立病院・第1内科

ページ範囲:P.231 - P.236

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 肺高血圧は,左右短絡疾患,弁膜疾患,左室機能不全,慢性肺疾患,肺塞栓,肺動脈分枝狭窄,原発性肺高血圧などで認められる.これらの原疾患が存在する場合,心エコー・ドプラー検査では,肺高血圧が存在するかどうかを診断することはもちろん,肺動脈圧がどの程度かを必ず評価する必要がある.心エコー・ドプラー法による肺高血圧の診断には,Mモード,断層エコー,パルス・ドプラー法,連続波ドプラー法,カラー・ドプラー法のいずれも有用である.このうち,肺動脈圧の絶対値の推測は,後述するように連続波ドプラー法が最も優れている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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