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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 心エコー法 疾患と心エコー図異常

心臓腫瘍

著者: 許俊鋭1

所属機関: 1埼玉医科大学・第1外科

ページ範囲:P.237 - P.243

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 原発性心臓腫瘍は心腔内および心筋に原発する腫瘍で,Straus1)によれば一般人口に対する発生頻度は0.017%と報告されている.小児ではやや高い頻度が報告されており2),rhabdomyoma,fibroma,myxoma,intracardiac teratoma,angioma,lipomaなどの良性腫瘍が大部分を占める.一般的には心臓腫瘍の70〜80%が良性,20〜30%が悪性と報告され3),悪性にはangiosarcoma,rhabdomyosarcoma,methothelioma,fibrosarcomaなどがある.
 続発性心臓腫瘍には,肺や胸線・リンパ組織など周囲臓器の癌腫や肉腫からの直接浸潤,および遠隔臓器からの転移性の癌腫や肉腫などがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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