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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 心エコー法 疾患と心エコー図異常

心腔内血栓,流動エコー

著者: 中村一彦1

所属機関: 1鹿児島大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.244 - P.250

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 心腔内血栓は全身への塞栓症の原因となり,臨床上重要な問題である.本症は心エコー法,CT,MRI,心血管造影,血栓シンチグラフィーなどで診断されている.とくに心エコー法は簡便にでき,また,その診断精度が高いので日常臨床上最も用いられている.心腔内血栓は左房,左室に認められることが多いが,右心系に出現することもある.流動エコー(モヤモヤエコー)は血流のうっ滞したところに認められ,血栓症との関連が注目されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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