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文献詳細

雑誌文献

medicina28巻11号

1991年10月発行

文献概要

増刊号 わかりやすいエコー法の臨床 腹部エコー法 アプローチと読み方の基本

エコーガイド穿刺—組織診断

著者: 真島康雄1 久富順次郎1 藤本隆史1 小野典之1 立石行生1 岩井一郎1 谷川久一1

所属機関: 1久留米大学医学部・第2内科

ページ範囲:P.292 - P.296

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 最近の肝細胞癌患者数の増加と慢性肝炎のインターフェロン療法症例の増加に伴い,特に肝臓に対するエコーガイド下穿刺がきわめて頻回に行われるようになった1).超音波診断装置の進歩およびより安全な各種肝生検針の開発により,肝生検は以前にも増してより安全な検査法となっている.これからエコーを始めようとする内科医にとって,また特に盲目的肝生検を行っている内科医にとって,エコーガイド下肝生検法は患者さんのためにぜひマスターしていただきたい医療技術である.消化器領域ではエコーガイド下穿刺による組織診断はほとんどが肝生検についてであり,一部で膵生検も試みに行われているが一般的ではなく,未だ安全性に疑問もあるので本稿では肝生検について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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