文献詳細
増刊号 わかりやすいエコー法の臨床
腹部エコー法 アプローチと読み方の基本
文献概要
腹部の穿刺造影検査において超音波映像を用いることの利点は,各種の穿刺造影の安全性と確実性を増し,X線の被曝を軽減することにある.また最近の進歩した腹部カラードプラ装置が使用できれば,穿刺を避けるべき動脈や門脈などの同定に役立ち,出血や感染の危険性を少なくできる.最新の超音波装置を用いてもエコーガイド穿刺造影法の基本は穿刺術であり,経験のある指導者のもとで十分にトレーニングすることが大切である.
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